熊本豪雨から来年で5年 熊本県が新たな復興プランを示すも目新しさは…
KKT熊本県民テレビ
熊本豪雨から来年で5年を迎えるのを前に、熊本県の復旧・復興本部会議が19日に開かれ、熊本県が新たな復興プランを発表しました。
復興プランは、河川の緊急対策などに一定の道筋が立ったことから、復興を次の段階に進めようというものです。具体的には、川辺川に建設される流水型ダムを中心とした治水対策と、人吉球磨地方に若者が定住するための産業と雇用の創出を2本の柱に据えています。林業大学校の活用など独自の事業がある一方で、肥薩線の活用やご当地アニメを軸にした観光振興など、従来からの事業も多く盛り込まれています。
会議終了後、記者から「内容が目新しさに欠けるのでは」と問われた木村知事は。 ■木村敬知事 「確かに、いきなり何かこうするということよりも、方向性としてしっかりとしたものを出していくことがきょうは重要だと。市町村との間で来年度どういうことをするのか、しっかりと表にして、それでまた回していきたい」