出雲の神様の温かさと「おいしい島根」をアンテナショップで再発見!
なつかしくて大好きな出雲 でも離れていてもさみしくはない 出雲の神様に守られて
同館には出雲で食べていたものがほとんど揃っている。小学校のとき、給食で出た「木次(きすき)パスチャライズ牛乳」もそのひとつ。化学肥料を使わずに育てられた乳牛から搾乳された低温殺菌牛乳で、いまでは一部の宅配サービスや都内の高級スーパーにも置かれていて、健康志向の人に人気がある。 同館には同県出身者もよく買い物にやってくる。世田谷区在住の70代くらいの女性は、「もう島根のものしか、食べられない。何でもおいしいから」と「源氏巻」というお菓子やかれいの干物などをたくさん買ってリュックいっぱいに詰めていた。「なくなったら、また来るの。月に2~3回くらい買い物に来ますよ」と楽しそうに話してくれた。 そんな東京にある小さな島根には、一日平均約1500人が訪れる。その約半数が島根県出身者。今日もなつかしい地元の食べ物とぬくもり、安心感を求めて、地元の人たちが引き寄せられるかのように集う。 店舗DATA 「にほんばし島根館」 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル1階 03-5201-3310 営業時間:10:30~19:00(年末年始を除き無休) 東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」A4出口徒歩0分