【パリ五輪】旗手・江村美咲&SHIGEKIXが決意表明「一歩踏み出す勇気が勝敗分ける」
パリオリンピック(五輪)に臨む日本選手団の結団式が5日、東京・代々木競技場第2体育館で開催され、2人の旗手が決意表明した。 負担の大きさを考慮し、今大会からは選手団の主将は置かない。旗手を務めるフェンシング女子サーブル個人の江村美咲(25=立飛ホールディングス)と、新種目ブレイキン男子のSHIGEKIX(本名・半井重幸、22=第一生命保険)が日本の「顔」となる。 江村は「国を代表する立場であることの自覚と責任を持ち大会に臨みます。『一歩踏み出す勇気を』のコンセプトに基づき、選手団一同新たな挑戦に向かって全力を尽くします。私たちをここまで成長させてくれたスポーツの価値を守り、作り、伝えていくためにも、正々堂々最後まで働くことを誓います」と宣誓した。 SHIGEKIXは「ブレイキンでは、一歩を踏み出す勇気が勝敗を分けることが多々あります。これまで多くの挑戦と失敗を繰り返し、その度に一歩を踏み出す勇気を持ち続けることで成長してきました。夏から冬、オリからパラへと続くこの大舞台で、チームジャパンの一員として自覚と誇りを持ち、全力を尽くします」と力強く宣言した。