第30回 69~70年の八百長問題 vs 6人を永久失格処分|「対決」で振り返るプロ野球史
西鉄は把握していたのに隠し続け、マスコミにスクープされる
70年5月4日、記者会見する西鉄の6選手。左から基、池永、与田、村上、益田、船田
1969年10月8日、読売新聞と報知新聞が、西鉄の永易将之投手が公式戦で八百長行為をしていたと報じたのが発端だった。驚いたパ・リーグは、13日に理事会を開き、永易を永久失格(追放)選手とした。事件の発覚で西鉄は、かなり前から事態を把握していたことを認めた。西鉄は永易に出頭要請を行っていたが、応じなかったという・・・
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週刊ベースボール