マルコ博士、感銘を受けたベアマンと「話をしたことがある」RB F1加入はない?
レッドブルF1のヘルムート・マルコ博士は、印象的な活躍を見せたルーキーのオリバー・ベアマンを獲得することはないようだ。 先日のサウジアラビアGPで体調不良のカルロス・サインツの代役として急遽フェラーリのステアリングを握ったベアマンの活躍に感銘し、80歳のマルコ博士はフェラーリに対してF1へ昇格させるよう促した。 「もし私がフレッド・バスールだったら、ベアマンのコックピットを他のチームですぐに見つけるだろうね。例えばハースとかね」とマルコ博士は『Speed Week(スピード・ウィーク)』に語っていた。 『Osterreich(オステルライヒ)』紙の取材に対し、マルコ博士は次のように答えた。 「彼らは莫大な費用をかけて(ルイス・)ハミルトンを買い、(シャルル・)ルクレールと長期契約を結んだ」 「私なら、来年はハースのような小さなチームに入れるね。1年間学ぶことは誰にとっても損にはならないだろうし、プレッシャーからも解放されるはずだ」 しかしながら、その“学びの1年”はレッドブルのジュニア・チームのステアリングを握ることではないはずだ。 「実際、彼とは有益な話をしたことがあるのだが、彼はすでにフェラーリのアカデミーにいた。私たちがフェラーリのために彼をトレーニングすることは考えられないよ」。