2週間天気 23日までは強い寒気が居座る 大雪・猛吹雪警戒 クリスマスの天気は?
2週目(24日~29日)クリスマスの天気は? 帰省への影響は?
24日(日)と25日(月)のクリスマスの天気は、寒気は日本から離れて、本州の南には気圧の谷が通過するでしょう。日本海側の雪の範囲も狭くなるでしょう。太平洋側も一部雨の降る所はありますが、広い範囲で晴れる見込みです。ホワイトクリスマスの所は少ないですが、そのぶん外のイルミネーションは綺麗に見ることは出来そうです。 26日(火)と27日(水)は寒気の影響を受ける、北日本の日本海側や北陸は雪や雨が降るでしょう。北日本の太平洋側や関東から九州にかけては、大体晴れそうです。 28日(木)と29日(金)は、気圧の谷が日本付近を通過するでしょう。そのため、全国的に天気が崩れるでしょう。29日は東京でも雪マークが付いています。まだ、少し先ですので、変わる可能性はありますが、注意は必要です。学校も冬休みに入り、仕事納めという方もいると思います。帰省や旅行を計画されている方もいるでしょう。最新の気象情報を確認するにしましょう。 最高気温は大体平年並みか平年を少し上回る日が多い予想です。平年並みと言っても、12月下旬ですので、昼間でも空気を冷たい所がほとんどです。年末の忙しい時期で体力も落ちるころですので、体調管理には十分に注意してください。
冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」
この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。 (1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。 (2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。 (3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。 (4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。 (5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。 5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。
日本気象協会 本社 牧 良幸