立ち往生の渋滞回避、大雪時に富山県が一部通行止め 国道304、359号と県道金沢井波線
富山県は、来年3月末までの間、大雪で国道8号と北陸自動車道が通行止めとなった場合、管理する国道304、359号と県道金沢井波線のうち、小矢部、南砺市内などの一部区間を通行止めにする。3道路は迂回(うかい)路として利用され、車が立ち往生して渋滞することが課題となっていた。 20日に国土交通省富山河川国道事務所(富山市奥田新町)で開かれた雪対策のメディア説明会で県が方針を示した。 対象区間は、304号が南砺市川西交差点から金沢市河原市町の金沢森本インターチェンジ(IC)口交差点まで約16・6キロ、359号が小矢部市五郎丸チェーン着脱場から金沢市宮野町交差点まで約9・9キロ、金沢井波線が南砺市法林寺公民館前交差点から金沢市二俣町まで約9・5キロとなる。