「パンどろぼう」で知られる高知市在住の絵本作家・柴田ケイコさんが飼っている猫をモデルにした“ロック”な個展が開催されています。 まるでライブツアーのポスターのような看板。その下にはマイクを持って歌う猫とその横にはギターを自由に弾き鳴らす猫が。これは絵本「パンどろぼう」シリーズでおなじみの柴田ケイコさんの新しい作品です。 自分の飼っている猫がロックバンドを組んだら…という妄想から誕生したその名も「TOMOROCK」。柴田さんが飼っている2匹の猫「友蔵」と「ろくちゃん」がモデルになっています。 中川 果歩記者： 「こちらの黒板の『友蔵』と『ろく』、実はこれ柴田さんが実際にチョークで描いたそうなんです」 ライブのグッズのようなマフラータオルにTシャツ。友蔵のギターのピックのキーホルダーなど「TOMOROCK」グッズが並びます。会場には「パンどろぼう」になって写真撮影ができるコーナーも。 東京から： 「すごいかわいらしい絵もあるし、ちょっとエッジが効いた絵もあるのがすごい素敵だと思います。柴田さんの絵らしいなと思っています」 高知大丸の会場には他にも柴田さんが描き下ろした原画が40点以上展示されています。 柴田ケイコさんの個展は10日（日）まで開かれていて、9日と10日は柴田さんが会場に来られるということです。