【宮城・柴田殺人事件】法廷で明かされた霊能力者「JUN」の存在 争点は〝被告と同一人物かどうか〟<初公判・仙台地裁>
【弁護側の主張:霊能力者「JUN」は敦子被告ではない】
<弁護側による初公判の主張> 弁護側は直哉被告が殺害を指示されたのは霊能力者「JUN」であるとした一方で、「JUN」は敦子被告ではないため、共謀の事実はないと主張する。 また、直哉被告は幼少期から霊的な存在を信じていて、霊能力者「JUN」に絶大な信頼を置いていたと主張。加えて、事件当時に何らかの精神的な疾患があり、心神耗弱状態だったと訴えている。 そして、敦子被告については殺害された村上さんの遺産を直接管理する立場になく、動機も存在しない。加えて、直哉被告への殺害指示や手助けもしていないし、相談を受けたこともないなどと主張。村上さん殺害への関与や共謀について否定した。
【柴田町殺人事件 裁判の争点】
【柴田町殺人事件 裁判の争点】 ①村上隆一さんが殺害されたことについて、直哉被告と敦子被告の共謀があったのか ②事件当時の直哉被告の責任能力について この裁判は11月25日、判決が言い渡される予定。