メイウェザー陣営にデービスそっくり男が加入、豪快KOで強さもそっくりと話題
メイウェザー陣営に、WBA世界ライト級王者でメイウェザー愛弟子ジャーボンテイ・デービス(29=米国)そっくりな新鋭ファイターがいると話題だ。 3日、SNSで「ジャーボンテイの双子」と紹介されたミット打ち動画では、デービスそっくりの小柄な体格にドレッドヘア、背中や腕にタトゥーをし、スピードあるパンチを繰り出す男が登場。 コメント欄には試合の動画もアップされ、彼がデービスそっくりな豪快KOで仕留めている。いったい何者なのか。 【フォト・動画】デービスそっくり男、僅か30秒でKO!速すぎるミット打ちも 小柄な体格から、コンパクトで強烈なパンチを繰り出すこの男の名は、ジャースリー・バルガス(20=オランダ)、2つ名は“ザ・ゴリラ”。 身長は163㎝と、166㎝のデービスよりも小柄ながら、デービスと同じくライト級で戦う。生まれ故郷のオランダで盛んなキックボクシングで、数々のアマチュアタイトルを獲り、22年11月にボクシングデビュー。開始わずか30秒、強烈な連打で相手を失神させKO勝利した。 今年初頭からメイウェザーのチーム『TMT』と契約を結び、2戦目は今年3月のメイウェザー興行でアメリカデビュー。こちらも強烈な連打で相手を戦闘不能にし1R KO勝利している。 拡散されたミット打ち動画には「タンク(デービス)の新しい動画かと思った」「タンクそっくりのガードとパンチ!」と驚きの声が並んだ。 タンクことデービスは、スーパーフェザー級からスーパーライト級まで3階級を制覇。元々メイウェザーの愛弟子だったが、22年末に離脱した。 そして、このバルガスを知る者たちは彼を「ネクスト・デービス」と呼んでおり、有望ぶりが見込まれている。 彼のミット打ちの構えはオーソドックスだが、2戦目の試合やいくつかのスパーリング動画では、デービスと同じサウスポーに構えており、ますます彷彿とさせる。 メイウェザーの元には“全米アマ18冠”カーメル・モートンなど有望株が集まっているが、新たな期待株と言えよう。 次戦は7月26日、米国テキサス州で6戦無敗(3KO)の相手と試合が決まっている。若干20歳、キックボクシングエリートからの強打者に期待だ。