液状化で被害「8番らーめん内灘店」 店舗の公費解体開始
能登半島地震による液状化被害で休業中の「8番らーめん内灘店」で29日までに、公費解体が始まった。地盤改良を行った上で新築し、年内の営業再開を目指す。 地震で店は傾き、駐車場のアスファルトが大きくめくれ上がった。この日は「大規模半壊」と認定された店舗の屋根をはがしたり、店の象徴となる看板の取り外し作業が進められた。解体工事には1週間ほどかかる見通し。オーナーの山岸千太郎さん(51)は「やっぱり寂しい。今までありがとうという感謝の気持ちと、またこれから頑張ろうと思えた」と話し、新店舗での営業再開を見据えた。