カスピ海でアザラシ大量死 1カ月弱で2000頭 カザフスタン
【アルマトイAFP時事】カザフスタン政府は20日、カスピ海に生息するアザラシが大量死しているのが発見されたと明かした。 死因は分かっていない。 カザフスタン漁業当局によると、10月24日~11月18日の間に計1989頭のアザラシの死骸がカスピ海沿岸に打ち上げられているのが見つかった。このアザラシは絶滅危惧種に指定されているが、近年突発的な大量死が報告されている。 大量死について専門家は、カスピ海の環境汚染が関係していると指摘。一方、漁業当局は海底地震の後に発生したガスが要因だとの見方を示した。政府は死因を調査しているが、特定には3~4カ月かかるという。