伝統に新たな価値を 博多織や久留米絣が福岡県の焼酎とコラボ
<博多織×AI×デザイナー> みずほFGによる生成AIに博多織の模様を学習させ、生み出されたテキスタイルをラベルに配置したボトル。テキスタイルをもとに、加嶋氏がデザインを手がけました。 【西吉田酒造「初潮」】 ●セット販売1万3200円 ●焼酎のみ4400円 ●織物ラッピングのみ1万1000円 <博多織×書家> 小山氏が、織物とそこにひもづく歴史・文化・生活を「つながり」として表現。博多織の生地に書をデザインしました。 【ゑびす酒造「芳云ゑびす蔵」】 ●セット販売1万3200円 ●焼酎のみ4400円 ●織物ラッピングのみ1万1000円
<久留米絣×アーティスト> 久留米絣を絞る棒と糸、染め液の入った甕(かめ)などをモチーフに、アーティスト・WOK22氏が手がけました。染めるのに重要な水をイラストで表現しています。 【天盃「クラフトマン多田スパニッシュオレンジ」】 ●セット販売8800円 ●焼酎のみ4400円 ●織物ラッピングのみ6600円 <久留米絣×アーティスト> アーティスト・坂巻善徳a.k.a sense氏が、久留米絣の歴史で中心的な役割を果たしてきた女性にスポットを当て、その創造力や美しさをデザインに落とし込みました。 【紅乙女酒造「紅乙女樽FRENCH OAK」】 ●セット販売8800円 ●焼酎のみ4400円 ●織物ラッピングのみ6600円
このほかにも、梅の花をモチーフに、博多織と久留米絣の布地を合わせたラベルなどの焼酎が販売されます。 担当者は「この取り組みが工芸品の産地の新たな収益となって、伝統を守り続ける事業者の手助けになればうれしい」と話しています。
読売新聞