公金受取口座を設定すれば「給付金」が早く受け取れる!でも口座から”税金”が勝手に引き落とされるの…?どのように役立つのか解説
公金受取口座の対象となる給付金・還付金の例
公金受取口座を設定することで、以下のようなさまざまな給付金・還付金の受け取りに使用できます。 ・年金関係 厚生年金・国民年金・特別障害給付金・年金生活者支援給付金など ・税関係 確定申告(還付申告)による所得税の還付・過誤納金または還付加算金の還付・軽自動車税(環境性能割)の還付など ・子育て給付関係 児童手当または特例給付・児童扶養手当・母子父子寡婦福祉資金貸付金など 上記以外にも、就学支援関係や健康保険関係などさまざまな給付が受けられるようになります。
公金受取口座は年金・税・子育て給付関係の給付金などを手間や時間をかけずにスムーズに受け取れるようにする制度
公金受取口座を設定することで、申請時に口座情報の記載や書類の提出、行政機関による確認作業などが不要になるため迅速な給付金の受け取りを可能にすることが分かりました。またマイナンバーカードと複数の口座を任意でひもづけることで、相続や災害時の手続きを簡略化できるメリットもあります。 「口座残高がカツカツなのに、税金などを勝手に引き落とされたら困る」と考える人もいますが、引き落としではなく給付金などの支給に利用される制度ですから心配はないようです。残高の有無にかかわらず、誰にとってもスムーズな給付受け取りにつながる便利な制度だといえるでしょう。 出典 総務省 デジタル庁 公金受取口座登録制度ってなんだろう? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部