【No No Girls】3次審査に向けた合宿スタート 5歳から経験を積むも不合格続きのCHIKA「諦めてしまったら何も残らない」
課題曲は“ものまねになりがちな曲”「どう“この子たちのものにするのか”を見たい」
SKY-HIがCEOを務めるBMSG初のガールズグループオーディション『No No Girls』の第2回『Ep.02 /3rd Round – to be real-』が、BMSGのYouTubeチャンネルで11日に配信された。今回は3次審査に向けた合宿がスタート。挑戦者たちが抱える苦悩や葛藤にもスポットが当たった。 【動画】日プ女子出身メンバーも登場する新オーディション「No No Girls」 (※以下、番組の内容に関する記述があります) 同オーディションはプロデューサーにラッパー・シンガーのちゃんみなを迎え、「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」というメッセージでスタート。ちゃんみな自身が過去にガールズグループを志すも、見た目や声に対して「No」を突きつけられ、かなわなかった過去を持つ。 アーティストに求めるのは、「No FAKE(本物であれ)」「No LAZE(誰よりも一生懸命であれ)」「No HATE(自分に中指を立てるな=自己肯定)」という3つの「No」。7000通以上送られた1次審査(動画審査)で250人が通過。4日配信の第1回『Ep.01 /Prologue – What’s No No Girls-』では、3次審査に進む30人が発表された。25年1月11日、神奈川・Kアリーナ横浜で最終審査『No No Girls THE FINAL』が開催される。 今回は3次審査に向けて2泊3日の合宿を開催。ちゃんみなが30人のメンバーの歌とダンスをチェックし5人1組の6チームに分け、グループ審査を開催する。合宿2日目に中間発表があり、4~8日目は自主練習。9日目にパファーマンス披露し、通過者を発表する。今回はA~Cチームの合宿の様子が配信された。 ちゃんみなは、Aチームに倖田來未の『キューティーハニー』、BチームにDOUBLE&安室奈美恵の『BLACKDIAMOND』、CチームにHeaven’s Drive feat vividboooyの『(sic)boy,KM』を課題曲として与えた。「これ全部、モノマネになりがちな曲たち。そのアーティストさんが憑依しちゃう曲を重視しています。モノマネになりやすいものを、どういう風に“この子たちのものにするのか”を見たい」と語った。 挑戦者の中には、過去に突きつけられた「NO」と葛藤するメンバーも。AチームのYUJUはインド人の父と日本人の母のもとに生まれ、偏見に苦しんでいたという。歌唱経験がないながらも独自にアレンジを加えるなど挑戦的で、2次審査ではちゃんみなの『ダリア』に思いをのせたフォーマンスと野太い歌声を披露し、ちゃんみなとSKY-HIをうならせていた。 パワフルな歌唱力を持つBチームのCHIKAは、5歳の頃から歌とダンスのスキルを磨いてきた。しかしオーディションにはことごとく不合格で、「自分は人の足を止めたり、引きつけられる人間じゃないのかな」と弱音も。しかし、「自分の夢をかなえたいし、それを諦めてしまったら何も残らなくて、自分も好きになれないんじゃないかと怖い。このプロジェクトは、『ここしかない』と思って受けました」と決意を語った。 CチームのASHAは大手事務所の契約生として6年活動経験がある。低音ラップを得意とするも、事務所から「低音ラップは受けない」と指摘された過去が。またラッパーを全面に出したルックスに「見た目のイメージが勝ちすぎて、『機嫌が悪い』『性格が悪い人』と解釈される。いつの間にか新しい人と関わらなくなった」と葛藤も。合宿ではCチームメンバーと距離をとりながらも、殻を破って積極的に関わっていこうとする様子も映し出された。