校章デザイン案 選定結果を公表 三重・明和町の新小学校
三重県多気郡明和町議会は11日、第5回小学校建設等調査特別委員会を開き、町が2026(令和8)年4月に同町馬之上に開校・開園予定の町立明和北小学校の校章デザインの選定結果などを公表した。 町によると約48点の応募があり、5月13日の町立小学校等運営準備委員会の総務・CS・小中一貫教育部会(13人)と、同23日の同準備委員会本部会議(16人)で選定し、京都府京都市在住の居関孝男さん(73)の案が採用された。 校章デザインは、校名から「M(明)」と「和(W)」を使い、向かい合う児童の姿や十二単(ひとえ)の斎王の姿、町木のマキの木の実で表現。また校名を踏まえて「明るく元気でみんなと和(=輪)になった児童」をイメージしたことなどデザインに込めた意味や理由も示した。校名の文字は居関さんが独自に書き起こしたものだという。 町は、色やサイズなど今後、細かい修正も検討しつつ最終決定をしたいとしている。 また校歌については、作詞を明和町明星の文筆家・千種清美さん(61)、作曲を同所出身の作曲家・長岡成貢さん(63)の2人に依頼する予定とした。