なぜ獲った…。バルサ、冬の大失敗補強(4)なんのために…。半年間で4試合、史上稀に見る謎補強
2024年1月のマーケットが動いている。各クラブがシーズン前半戦に起きた問題を解決するために新しい力を探す時期だ。好機とみれば、ビッグネーム獲得に動く場合もある。今回は名門バルセロナが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。
MF:ケヴィン=プリンス・ボアテング(元ガーナ代表) 生年月日:1987年3月6日 在籍期間:2019年1月~2019年6月 バルセロナ通算成績:4試合0得点0アシスト ヘルタ・ベルリンでプロキャリアをスタートしたケヴィン=プリンス・ボアテングは、トッテナム、ドルトムント、ACミランなど様々なクラブでプレー。各国リーグでタイトルを獲得し、2019年1月に買取オプション付きの半年間のレンタルでバルセロナにやってきた。 バルサは同時期にムニル・エル・ハダディが退団。ルイス・スアレスのバックアッパーが不在となったため、2018/19シーズンにセリエAでリーグ戦13試合4得点1アシストの活躍を見せていた31歳のボアテングに白羽の矢が立ったのだ。 経験豊富な同選手には即戦力となる活躍が期待されたが、バルサ加入後はベンチとベンチ外を繰り返す日々。半年間のレンタル移籍とはいえ、公式戦出場はわずか4試合で結果を残すことも出来なかったボアテングの獲得は、明らかに失敗だった。
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