「3日ごとに試合できるほど成熟していない」土壇場失点でドローのチェルシー、指揮官も嘆き
チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、シェフィールド・ユナイテッド戦の引き分けに肩を落とした。 プレミアリーグ第32節で、シェフィールド・Uと敵地で対戦したチェルシー。11分にチアゴ・シウバが先制点をもたらしたものの、前半のうちに追いつかれる。66分にマドゥエケがネットを揺らして再び勝ち越したが、後半アディショナルタイムの劇的同点弾を許し、2-2のドローに終わっている。 前節はマンチェスター・ユナイテッドとの壮絶な打ち合いを4-3で制していたチェルシー。しかし、30節ではバーンリー(2-2)と、そして今節はシェフィールド・Uとドローに終わるなど、残留争い中のチームに勝ちきれず。勝ち点44で9位に浮上したが、上位陣とは大きく差をつけられる状況が続いている。 試合後、ポチェッティーノ監督は『スカイスポーツ』に対し「重要なのは競争できるかだ。様々な理由から、我々はこの種の試合(下位チームとの対戦)で競争できずに苦労している」とし、「おそらく、このグループは3日ごとに試合できるほど成熟していないからだろう」とチームを評価した。 「我々は、まだまだ多くを学んでいる選手の多い新しいチームだ。だからチーム構築プロセスに時間がかかる。魔法のようなものはない。我々がプロジェクトについて話す時は、3年か5年のことを話している。シーズンの終わりに何が欠けているのかを確認し、今日見たもの(の解決策)を提供できる能力を持つ人材を加えるように努力しないとね」