最終回で涙も、朝倉未来プロデュース『Dark Idol』デビューメンバー6名が決定
格闘家・朝倉未来が発起人のアイドルオーディション番組『Dark Idol』(ABEMA)の最終回#17、18が12日(木)21時より放送された。 【写真】朝倉未来に「オーラが出始めてる」と言わしめたデビューメンバー、ほか番組カット【9点】 『Dark Idol』は、挫折や葛藤をもつ女性のセカンドチャンスを応援し、女性が人生を自らの手で変える瞬間を見届ける、“アイドル”の概念を覆す新しいかたちのアイドルオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでを見守る。 最終回となる#17、18では、4thステージ「合宿審査」で9名に絞られた候補生のデビューをかけた最終審査が行われ、6名のデビューメンバーが決定した。 最終審査は、『Dark Idol』発起人である朝倉未来をはじめ、ASOBISYSTEM・代表取締役の中川悠介、サイバーエージェント・執行役員の藤井琢倫氏、本番組プロデューサーの山本司氏の4名による個人面談を実施。「合宿審査」で決まった9名の個人ランキング下位の候補生から面談を行い、これまで審査してきたダンス・歌唱の評価に加え、“アイドルとしての適正”、“グループとしての個性バランス”などを見極めた。 個人面談での最終審査の結果、朝倉に「役者が違う」「オーラが出始めてる」「僕の中では1位」と言わしめた前垣さらや、「一番覚悟が決まってるように感じた」「アイドルの華がある」と朝倉が評価した一条カオリのほか、高身長でアイドルを諦めてきた橋本萌花、ファイナリストで唯一ダンス未経験者ながらも朝倉が「重要人物」「一番捨ててきたんじゃないかな、ここ挑むのに」と注目した石川侑依、『Nizi Project』で挫折を味わい、最後のチャンスとして『Dark Idol』に挑んだ谷屋杏香がデビューを勝ち取った。 また、過去に6年間アイドルグループのメンバーとして活動していたものの、プロデューサーの不祥事によってグループは解散、その後キャバクラで働き“1億円キャバ嬢”として注目を集めることになった星野ティナの合否を話し合う場面では、中川ら3人が好感触を抱く中、朝倉1人が「どうしても刺さらない」「言っている言葉が薄く感じちゃう」と難色を示す。 そして、「星野さんともう 1 回話してみたい」という朝倉の一声で星野の2度目の面談を行うことに。朝倉から「ほかのみなさんは推してて、僕的には脱落」「1人だけ本心が見えない」と指摘され、「『Dark Idol』に懸けた想いをもう一度本心で話してほしい」と問われた星野は、一瞬困惑を浮かべたものの、決意を込めた表情で本音を語り始める。 これまであまり涙を見せることがなかった星野が涙ながらに語った過去と、『Dark Idol』に懸けた本当の想いを聞き、朝倉は「ようやく本心で話したのかなって感じがした」「これがないとみんなのれないと思う」と納得。 中川からも「合宿の先生たちの意見もあった通りスター性がある」「昔アイドルやってたのもあるので当時のファンのみなさんも喜んでくれて、グループの(人気が出る)良い起爆剤になればいい」と評価を得た星野は見事デビューメンバーに選ばれた。 4ヶ月にわたる過酷なオーディションを勝ち抜き、『Dark Idol』としてデビューが決まった6名のメンバーは、来年4月にデビューライブの開催も決定。番組の最後には、朝倉が「すごい目立ってる状態でデビューするので、ほかのアイドルと比較されて批判のコメントとかくると思う。そこに負けないように2倍くらい努力して過ごしていってほしい」とエールを送り、『Dark Idol』は幕を閉じた。 彼女たちは来年4月、EX THEATER ROPPONGIにてデビューライブを行うことが決定。デビュー曲は新しい学校のリーダーズやBiSHの楽曲を手がける松隈ケンタが担当する。
ENTAME next編集部