標準ボディの200系ハイエースベースの「ヴァンツアラー」

2024年9月14日（土）～15日（日）の2日間、パシフィコ横浜で「横浜キャンピングカーショー2024」が開催されました。神奈川県最大級のキャンピングカーショーということもあり、多くのキャンピングカーユーザーやこれから購入を検討している方などで大盛況。会場では国内外のキャンピングカー約130台が展示され、ファンたちは熱心に見入っていました。今回は同イベントにソトラバ編集部が潜入し、魅力たっぷりのモデルに注目してみました。 【写真】機能的でタフに使えるハイエースの内装をチェックする（全11枚）

デニム地が機能的でスタイリッシュな「シートカバー」

いまやキャンピングカーのメンストリームとなったバンコンバージョンですが、そのなかでもトヨタ・ハイエースをベースにしたモデルが高い人気を博しています。それだけに内装の架装でオリジナリティを競い合い、画期的な装備や美しいインテリアが次々と誕生。大阪のハイエース専門店「ui-vehicle（ユーアイビークル）」のヴァンツアラーもその1台です。 アウトドアを中心に車中泊や日常的な使い勝手が求められるバンライフ仕様の同モデルは、カジュアルなイメージが追求され、とくに目を惹いていたのが「デニムシートカバー」です。表皮には耐久性が高く、馴染の深いデニム生地とビンテージレザーが採用され、サイド部分は味わい深いキャメルカラーとなっています。 また、シートバック部分はレザーを使いながらもデニムのバックポケットが与えられています。ポケットは横幅と深さがあり、小物の収納に困ることはありません。専用設計なのでフィット感が抜群なのはもちろん、素材自体が耐熱性素材でタバコの火などによる燃え広がりを防止します。

エンジンの熱や遮音性が向上する「エンジンルームカバー」

同シリーズにはシートカバーと合わせて「エンジンルームカバー」も用意。素材はフロントシートにも使用されるビンテージレザーと共通。フロント2ピース、リヤ1ピースで構成されています。美しさを強調するインテリアパーツでありながらも、汚れを防止するとともにエンジン熱の軽減、遮音性の向上などの機能性を兼ね備えているのも大きな魅力。 装着はいたって簡単。センターコンソールを外してマジックテープで貼り付けるだけ。前後シートとのマッチングも良く、トータルコーディネートが楽しめます。