濱田岳“一馬”が奈緒“瞳”と木梨憲武“雅彦”、息子“龍之介”だけの単独ライブでプロポーズ「僕は一生瞳ちゃんを笑わせ続けます」<春になったら>
奈緒と木梨憲武がW主演を務めるドラマ「春になったら」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第7話「ふたりで最後の旅行!芸人の一大決心」が2月26日に放送された。同作は、“3カ月後に結婚する娘”・瞳(奈緒)と、“3カ月後にこの世を去る父”・雅彦(木梨)が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。第7話では、瞳(奈緒)と一馬(濱田岳)の結婚問題がついに決着した。(以下、ネタバレがあります) 【写真】雅彦(木梨憲武)との旅行でイチゴ狩りも楽しんだ瞳(奈緒) ■福田靖氏によるオリジナル作品 脚本は「HERO」シリーズやNHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)、連続テレビ小説「まんぷく」(2018~2019年、NHK総合)などを手掛けた福田靖氏によるオリジナル作品で、演出はドラマ「パンとスープとネコ日和」(2013年、WOWOW)、ドラマ「きのう何食べた? season2」(2023年、テレ東系)などの松本佳奈氏と、映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」(2023年)などの穐山茉由氏が手掛ける。 主題歌は、福山雅治が書き下ろし。深澤辰哉(Snow Man)、見上愛、影山優佳、西垣匠、橋本マナミ、矢柴俊博、筒井真理子、光石研、小林聡美、濱田岳らが出演する。 ■雅彦「俺はもう反対するつもりはないからさ」 雅彦は「死ぬまでにやりたいことリスト」に書いた「カズマル(一馬)を瞳から追い払う!!」を消したことを瞳に話した。 驚いた表情を見せる瞳に、雅彦は「俺はもう反対するつもりはないからさ。あとは2人の問題。瞳はやっぱりあいつがいいんだろ?」と伝えると、「ありがとう」と答えるものの、迷いが感じられる。 瞳にとっては、結婚を反対されなくなったのはうれしいが、いろいろ考えて、話し合って“婚約解消”を決めたので、すぐに“じゃあ結婚しましょう”といかないのもよく分かる。 ■一馬「実はね、ライブをやるんだよ」 瞳の「結婚までにやりたいことリスト」に書かれていた「お父さんと2人で旅行に行く。もう一度!」を実行することにした雅彦。今回は雅彦の希望で“キャンプ”をすることに。 たき火に当たって、夜空を眺めながら話をしている中で、雅彦は「瞳の花嫁姿を見る」という“やりたいこと”を語った。 2人キャンプを終えて、家に戻った瞳は“家族”の良さを改めて感じていた。そんな時、一馬から連絡があり、「実はね、ライブをやるんだよ」と。 芸人を辞めてしまったと思っていた瞳には本当にうれしいお知らせだった。「これからは芸人と塾の講師を両立させます」と、芸人としての活動を復活させるという。 そして一馬は「瞳ちゃんに見にきてほしい。出来れば、お父さんも見にきてほしい。出来ればじゃなくて、お父さんと一緒に見にきてください」と伝えて電話を切った。 ■一馬「今度は僕からプロポーズさせてください」 お笑いライブの当日、瞳は雅彦を誘ってライブ会場に向かった。会場の入口にある立て看板に描かれていたのは「カズマルくん単独ライブ」。 これには瞳も「単独は、聞いてないぞ」とビックリ。会場の中に入ると、一馬の息子・龍之介が最前列の椅子に座っていて、「今日は僕たち3人だけ」と瞳に伝えた。 「パパ、瞳ちゃんたち来たよ」という龍之介の呼びかけで、一馬がステージに登場。「芸人に戻るとは言いましたが、事務所に復帰したわけじゃないんです。あんな辞め方をしてしまったのでしばらくはフリーの方で頑張っていこうと思っております。3人に新ネタを披露したいと思います」と言って、いつものイラストを使ったスタイルの芸を披露。 その新ネタは、瞳のことが題材になっていた。「ドンマイ、ドンマイ、僕は好きだよ」と繰り出されるネタを見て、瞳の目から涙があふれた。どのネタも、瞳の良さと魅力を伝えてくれていたからだ。 そして、雅彦のことを題材にしたネタも披露。こちらも雅彦へのリスペクトが感じられる。最後は、瞳と雅彦の親子関係が題材になっているネタを発表し、「今度は僕からプロポーズさせてください」と言って、「瞳ちゃん、僕は一生瞳ちゃんを笑わせ続けます。僕と結婚してください」とプロポーズした。 「お父さん、瞳さんを何があっても必ず幸せにします」と雅彦にも誓うと、瞳も「お父さん、私はやっぱりカズくんと家族になりたいです。かずくんと龍ちゃんと3人でお父さんを支えていきたいです。カズくんとの結婚を認めてください」と、一馬、瞳、そして龍之介も頭を下げてお願いした。 雅彦の返事は「認めます」。“瞳と龍之介を路頭に迷わせることだけはするな”という条件をつけて、「認めます」と念を押すようにもう一度力強く伝えた。 一馬がお笑いの活動を復活させ、そして結婚も雅彦が快く認めるという最良の結末に、SNSにも「もう一度見ようと思ったけど、涙が止まらない」「泣きすぎて脱水症状になりそう」「結婚を認めてもらえてよかったなあと思ったら、思わず涙が」と、感涙したという声が多く見られた。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部