「まだまだ長い道は続く」ウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃の病状を語る
ウェールズを訪問中、ウィリアム皇太子は、キャサリン皇太子妃のビデオメッセージ発表直後、妻の健康状態について短く語った。 【動画】市民とのふれあいのなかで、妻の病状についての話題にふれたウィリアム皇太子 キャサリン皇太子妃が9月9日に公開された感動的なビデオメッセージで化学療法の終了を発表して以来、夫であるウィリアム皇太子の声が待たれていた。そして、それが実現した。公務で翌日ウェールズを訪れたウィリアム皇太子は、この件について短くコメントしたのだ。
「良い知らせ」
このシーンは、ウェールズ州ラネリーにあるスイスバレー・コミュニティ小学校の校門前で繰り広げられた。ウィリアム皇太子が学校を出る際、ポーリン・トーマス(74歳)は群衆のもとに向かった。彼はキャサリン皇太子妃の回復を願うメッセージを伝えた。それに対して、ウィリアム皇太子は「良い知らせですが、まだまだ長い道は続きます」と応えた。この短いやり取りは、『デイリー・メール』の記者レベッカ・イングリッシュによってXで明らかにされ、その後、世界中のメディアに取り上げられた。 ウィリアム皇太子は、生徒のひとり、ルビー・デイヴィスが皇太子の子どもたちのために作った友情ブレスレットを渡されたとき、次のように述べた。「とても素敵ですね。子どもたちは身につけるでしょうし、(身につけて)外出する姿も見られるでしょう。ルイには気を付けます。彼は姉のものを全部盗もうとするでしょうから!」 他のファンたちも、ウィリアム皇太子にキャサリン皇太子妃とその家族へのカードを贈った。皆皇太子妃が投稿したビデオメッセージを見て、予防的な化学療法が終わったことに安堵の気持ちを隠せなかった。「キャサリンが健康そうでよかったです。素敵なご家族ですね」と、ダイアン・グリフィスは喜びを表したと、新聞『ザ・サン』は報じている。いつも礼儀正しいウィリアム皇太子は、ウェールズ語で「ありがとうございます」と答えた。
text: La rédaction (madame.lefigaro.fr)