殺人未遂容疑でメンバー逮捕のユニット楽曲を削除、コナミ人気音楽ゲーム公式で発表
音楽ユニット・ツユのメンバー「ぷす」こと矢野麻也容疑者(30)が5月31日に殺人未遂容疑で逮捕されたことを受け、アミューズメント大手コナミの複数のゲームの音源から「ぷす」関連楽曲を削除したことが6日、各ゲームの公式サイトで発表された。 【写真】「ぷす」こと矢野麻也容疑者が逮捕され、音楽ユニット・ツユがお詫びとお知らせ 「ボルテ」の愛称で知られる「SOUND VOLTEX EXCEED GEAR」の公式サイトでは「報道されております株式会社ツユ所属の音楽ユニット『ツユ』のメンバーである『ぷす』の事件による社会的影響を考慮し、弊社のゲームに音源が実装されている商品から、『ぷす』に関連する楽曲を削除したことをお知らせします」と報告。「通常のゲームプレーには影響はありません」とし、6日午前7時に削除した6曲をリストアップした。 「過去に囚われている」 「終点の先が在るとするならば。」 「くらべられっ子」 「泥の分際で私だけの大切を奪おうだなんて」 「ナミカレ」 「リズの内心革命」 また「pop'n music」シリーズの公式サイトでも同様の告知とともに「いつかオトナになれるといいね。」の1楽曲が削除されたことを報告している。 2ゲームともに、97年にヒットした「beatmania(ビートマニア)」を原点とする音楽シミュレーションゲーム、通称「音ゲー」で人気の「BEMANIシリーズ」となっている。 「ぷす」こと矢野容疑者(30)は、先月31日に東京・中野のマンションで、未成年の10代少女が胸を刺され重傷を負った事件で、この部屋に住んでいて逮捕された。ユニットは6月に開催を予定したライブ3公演の中止を発表。ツユは2019年に結成され、作詞作曲・ギター担当のぷす、ボーカルの礼衣、ピアノのmiroによる3人組の音楽ユニット。YouTube登録者数は約130万人を誇り、代表曲には「くらべられっ子」、TVアニメ「東京リベンジャーズ」エンディング主題歌「傷つけど、愛してる。」などがある。