ANAグループが赤十字病院にスズラン 患者や利用者を笑顔に【山陽小野田】
ANAグループは21日、小野田赤十字病院(佐藤智充院長)にスズランの切り花50本と香り付きのメッセージカード250枚を贈った。「再び幸せが訪れる」の花言葉と共に全国51カ所の赤十字病院と関連施設に届ける社会貢献活動で、客室乗務員が手渡した。 患者や施設利用者を元気づけたいと、1956年に始め、今年で69回目。スズランは北海道千歳市近郊で栽培されたもので、メッセージカードには同グループ社員によるイラストと「みなさまの心に花が咲きますように」などの手書きメッセージを添えた。 同院には客室乗務員の藤原明日海さん(広島県出身)、全日空山口支店長兼ANAあきんど山口支店長の寺岡厚一さんらが訪問。藤原さんは「多くの人がスズランの爽やかな香りで笑顔になってくれたら」と声を掛け、佐藤院長と上田歩看護副部長に切り花とメッセージカードを手渡した。 佐藤院長は「毎回届けてもらい、患者や施設利用者も喜んでいる」と謝辞を述べた。切り花は外来患者を中心に配り、メッセージカードは入院患者や隣接する老人保健施設あんじゅの入所者に渡すという。 県内では同日、山口市の山口赤十字病院にも贈った。