“事件の陰にいたかもしれない人々”を描く、パラドックス定数「諜報員」スタート
「パラドックス定数 第49項『諜報員』」が、昨日3月7日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストで開幕した。 【舞台写真】パラドックス定数 第49項「諜報員」より。 野木萌葱が作・演出を手がける「諜報員」は、ゾルゲ事件を題材にした作品。ドイツのジャーナリストとして日本で活動していたソビエト連邦の諜報員リヒャルト・ゾルゲと彼に協力していた者たちの姿が描かれる。 開幕に際し、野木は「『諜報員』の幕が開きました。開戦直前の東京を震撼させたスパイ・ゾルゲ事件。それを題材にした、諜報員たちのおはなしです。事件の陰にいたかもしれない人々を描くパラドックス定数のスパイ・ゾルゲ事件。劇場で目撃していただけましたら幸いです」とコメントした。出演は植村宏司、西原誠吾、井内勇希、神農直隆、横道毅、小野ゆたか。 上演時間は約2時間で、公演は3月17日まで。なお、一部公演ではアフタートークが実施される。 ■ パラドックス定数 第49項「諜報員」 2024年3月7日(木)~2024年3月17日(日) 東京都 東京芸術劇場 シアターイースト □ スタッフ 作・演出:野木萌葱 □ 出演 植村宏司 / 西原誠吾 / 井内勇希 / 神農直隆 / 横道毅 / 小野ゆたか ※若者割、障がい者割あり。