『金ロー』で4週連続魔法ワールド 『ファンタビ』最新作、本編ノーカットで地上波初放送
日本テレビ系『金曜ロードショー』にて、2024年1月12日に『ハリー・ポッターと賢者の石』、1月19日に『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、1月26日に『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』、2月2日に『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が放送されることが決定した。 【写真】マッツ・ミケルセン演じるグリンデルバルド J・K・ローリングによって生み出されたファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズ。『ファンタスティック・ビースト』シリーズを合わせた“魔法ワールド”シリーズの興行収入は全世界で1.4兆円超えを記録した。 『ハリー・ポッターと賢者の石』は、そんな“魔法ワールド”シリーズの原点となる作品。撮影当時、まだ11歳だったハリー役のダニエル・ラドクリフをはじめ、ロン役のルパート・グリント、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンらが出演。ダンブルドア校長、スネイプ先生、マクゴナガル先生、ハリーのライバルであるマルフォイなど、シリーズを通して活躍する主要キャラクターも登場する。 監督を務めたのは、『ホーム・アローン』『グレムリン』のクリス・コロンバス。音楽はアカデミー賞5回の受賞と31回のグラミー賞に輝くジョン・ウィリアムズ、美術は『ガンジー』『危険な関係』などで3回のアカデミー賞を獲得したスチュアート・クレイグが務めた。 シリーズ2作目にあたる『ハリー・ポッターと秘密の部屋』では、ホグワーツ魔法魔術学校の2年生となったハリーと仲間たちが活躍。学校のどこかにあるといわれる“秘密の部屋”の謎に挑む。本作では魔法使いの血統や、魔法省などの組織にも焦点が当てられるほか、屋敷しもべ妖精“ドビー”やトイレにすみ着く幽霊、“嘆きのマートル”などのキャラクターも登場。前作に引き続き、コロンバスが監督を務めた。 シリーズ3作目にあたる『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』では、ハリーの両親の死に関わるとされる重要人物シリウス・ブラックが登場。ハリーも13歳になり、子供時代から青春期へと突入する。本作では、前作公開直前に他界し、前作が遺作となったリチャード・ハリスに代わって、新たにアイルランド出身の俳優マイケル・ガンボンがダンブルドア校長役で出演。監督は、前作まで務めたコロンバスから、後に『ゼロ・グラビティ』や『ROMA/ローマ』を手がけるアルフォンソ・キュアロンにバトンタッチした。 2月2日に放送される『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は、“ハリー・ポッター魔法ワールド”の最新作で、魔法動物学者ニュートの冒険を描く『ファンタスティック・ビースト』の第3作。本編ノーカットで地上波初放送される。 本作では、シャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、ダンブルドア先生やマグルたちと凸凹チームを結成。史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドに5つの魔法のトランクで立ち向かう、ダンブルドアの“秘密の作戦”が描かれる。前2作同様、原作者のローリングが自ら脚本を手がけ、ホグワーツ城やホグズミード村など、『ハリー・ポッター』シリーズでおなじみの場所も登場する。 ニュート役は、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー主演男優賞を受賞したエディ・レッドメイン。若き日のダンブルドアを演じるのは、ジュード・ロウ。グリンデルバルド役は前作までのジョニー・デップに代わり、マッツ・ミケルセンが新たに演じた。監督は、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』以降の全シリーズ作品を手がけるデヴィッド・イェーツが務めた。
リアルサウンド編集部