住宅全焼1人死亡、住人か・八戸で4棟焼く
13日午前3時ごろ、青森県八戸市沼館2丁目、職業不詳蛇口恵右さん(70)方から出火、木造一部2階建て住宅約150平方メートルと木造2階建ての物置小屋約50平方メートルを全焼。隣接する建物に延焼し、東側の木造一部2階建て約120平方メートルの蝦名満さん(60)方を半焼、北側の鉄骨平屋の倉庫=所有者捜査中=の外壁約12平方メートルを焼いた。蛇口さん方からは男性1人の遺体が見つかった。蛇口さんの行方が分からなくなっており、八戸署は遺体の身元や出火原因などについて調べを進めている。 八戸消防本部によると、同日午前3時5分ごろ、付近住民から「2階建て住宅から炎と煙が出ている」と119番通報があり、同6時半ごろ鎮火した。 八戸署によると、蛇口さんは1人暮らし。現場付近は白い煙で包まれ、市民らが不安げな表情で消火活動を見守った。近くに住む50代男性は「物々しいサイレンの音で起きた。外を見ると煙が充満していて、煙の臭いもすごかった」と驚いた様子だった。