木戸雄一郎がユニット・キドキカク始動、旗揚げ公演は「あちこち痛いんだよ」
「キドキカク『あちこち痛いんだよ』」が10月17日から20日まで東京のOFF・OFF シアターにて上演される。 【画像】木戸雄一郎(他1件) キドキカクは、実写・アニメーション作品の脚本を手がけてきた木戸雄一郎が作・演出を担うユニット。「あちこち痛いんだよ」はキドキカクの旗揚げ公演となる。 ユニット始動に向けて木戸は「『実は演劇やってみたいんだよね』そう言い続けてとうとう40代に突入。いつまで憧れるんだ。いつまで目の前の『仕事』を理由に本気でぶつかることを避け続けるんだ。あの頃のように……『ただ作りたい』『作らずにはいらない』という欲望をアルバイトをしながら全て映画に注ぎ込んでいた、あの頃のように……。金や成功のためじゃない。夢中になりたい、シンプルに創造したい。その想いに賛同してくれた仲間とも出会うことができ、思いっきり本厄の2024年、重すぎた一歩を踏み出します」と思いを語った。 出演者には劇団プレステージの岩田玲、イトウハルヒ、ロリータ男爵の工藤史子、ナイロン100°Cの猪俣三四郎、山本大樹、アンティークスの山本秀樹、大島祐也、Q本かよ、竹内茉音、松井香乃が名を連ねた。 ■ 木戸雄一郎コメント 自主映画を作っていた学生のころも、映像の脚本家として活動している今も、近くに演劇人がいた。ずっと近くにいたが、すごく遠くに感じていた。どこかで聞いた「本当にやりたいことは舞台でやっている」「演劇は中毒性がある」などという言葉がちらつき、正直にいうと彼らが少し怖かったのだ。同時にめちゃくちゃ興味はあった。いったいどんな世界なんだろう。何がそんなに面白いんだろう。しかし……手を出しちゃいけない、というか自分にはできないだろうと怖気ついて蓋をしてきた。 そんな秘めた想いも、酒が入り気が強くなった時だけ顔をだした。 「実は演劇やってみたいんだよね」 そう言い続けてとうとう40代に突入。 いつまで憧れるんだ。いつまで目の前の「仕事」を理由に本気でぶつかることを避け続けるんだ。あの頃のように……「ただ作りたい」「作らずにはいらない」という欲望をアルバイトをしながら全て映画に注ぎ込んでいた、あの頃のように……。 金や成功のためじゃない。夢中になりたい、シンプルに創造したい。 その想いに賛同してくれた仲間とも出会うことができ、思いっきり本厄の2024年、重すぎた一歩を踏み出します。 ■ キドキカク「あちこち痛いんだよ」 2024年10月17日(木)~20日(日) 東京都 OFF・OFFシアター □ スタッフ 作・演出:木戸雄一郎 □ 出演 岩田玲 / イトウハルヒ / 工藤史子 / 猪俣三四郎 / 山本大樹 / 山本秀樹 / 大島祐也 / Q本かよ / 竹内茉音 / 松井香乃