立冬 季節は移ろい…岩手山は雪化粧 各地で気温下がる 早めの冬タイヤ装着を呼びかけ【岩手】
IAT岩手朝日テレビ
7日は二十四節気の立冬です。岩手県内の山沿いでは雪が降ったところもあり、暦通り冬の始まりを感じる一日となりました。 午前7時ごろの八幡平市です。雪が降っていて、地面にうっすら積もっているのが分かります。 冬型の気圧配置となった影響で、7日朝の最低気温は、各地でこの時期らしい冷え込みでした。 岩手山も山肌が白く染まり雪化粧。ふもとの木々は紅葉していて季節の移り変わりを感じます。 通勤時間帯の盛岡市内は厚手の上着を着て歩く人の姿が多く見られました。 こうした中、八幡平市の東北自動車道西根インターチェンジでは、岩手警察署と県警高速隊が早めの冬タイヤへの交換を呼びかけました。 この活動は、本格的な雪のシーズンにおける事故を防ごうと、去年から行われています。 7日は料金所を通過するドライバーに早めの冬タイヤ装着のほか、時間や車間距離にゆとりをもって走行するよう呼びかけるチラシが配られました。 岩手河川国道事務所によりますと6日、岩手町と雫石町で実施した冬タイヤの装着率調査の結果、27.3%のドライバーが冬タイヤへの交換を終えていますが、去年よりも5ポイント低く、県警高速隊では今後も啓発活動を行っていくということです。 8日朝は、放射冷却の影響で7日より冷え込む予想で、最低気温は0℃前後となりそうです。