支援国に「強い決断不足」 ゼレンスキー氏不満訴え
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は26日の声明で「欧州で北朝鮮との戦いを強いられる」と危機感を示し、ウクライナ支援国の「力強い決断の不足」がロシアを増強させていると訴えた。ロシア領への長距離攻撃の容認が米欧から得られない現状への不満があるとみられ、「言葉だけではない具体的な行動」を支援国に求めた。 声明でロシアによる市民への攻撃も批判。ウクライナメディアによると、東部ドニエプロペトロフスク州ドニプロで25日、ミサイル攻撃で子どもを含む5人が死亡した。 キーウ(キエフ)でも25日、複数の無人機による攻撃があり、高層マンションの上層で火災が発生。10代の少女が死亡した。