アーセナルのラヤが過密日程に苦言「ロボットではない」プロサッカー選手協会に協力を求める
アーセナルのスペイン代表GKダビド・ラヤが、過密日程に苦言を呈し、イングランドプロサッカー選手協会(PFA)に協力を求めた。イギリス『Daily Express』が伝えている。 【動画|アーセナル、ラヤのスーパーセーブ】プレミアリーグ第2節アストンヴィラ戦を振り返る アーセナルで右SBを務めるベン・ホワイトは、11月の代表ウィーク中にヒザの関節の問題を解決するべく手術を決断した。同選手は少なくとも2024年中の欠場を報じられている。また、すでに復帰を果たしているものの、マルティン・ウーデゴールは9月の代表ウィーク中に左足首を負傷し、約2カ月の離脱を強いられた。 負傷に苦しむチームメイトを見ているラヤは、スペイン『EL Desmarque』に過密日程となっているサッカー界のスケジュールに懸念を表明しており、以下のように語った。 「来年の夏にはクラブワールドカップも控えており、あらゆる大会に出場するチームにとっては非常に過密となっている。少なくともアーセナルは(クラブワールドカップには)出場しないが、負傷のリスクは大きい」 「我々はこの問題についてたくさん話しており、僕らの場合はPFAなど協会が関与する必要がある。僕たちは彼ら(協会)とともにあり、できる限りの支援をしてくれるだろうが、それは一朝一夕の話ではないことはわかっている」 「僕たちは人間であり、ロボットではないし、ケガで人生が変わってしまうことをみんなは理解しなければならない」 アーセナルのミケル・アルテタ監督は、10日に行われたチェルシー戦後に、一部の選手のコンディションが不安定なことを明かしており、また11月の代表ウィーク後に選手が無事に戻ってくることを願っている。 「私は代表戦後にチームのコンディションが整っていることを祈っている。この8週間は本当に悪夢だった。問題が次から次へと起こり、特定の瞬間、特定の日だけプレーでき、トレーニングさえできない選手もいるんだ」
SPOTV NEWS