国内最大級の展示数を誇る書道展「毎日書道展・東北山形展」が山形市で始まりました。 毎日書道展は、全国10会場でおよそ2万7000点の書が展示される国内最大級の書道展で、今年で75回目です。 【写真を見る】情熱が込められた作品を約750点展示! 国内最大級の展示数を誇る書道展が山形市で始まる（山形） 会場のひとつ山形美術館ではきょうから「東北山形展」が始まり、山形・福島・秋田3県から公募され、入選、入賞した作品などおよそ750点が展示されています。 開会式では地元の子どもたちが太鼓の演奏を披露し、書道展の開催を盛り上げました。 子どもたち「すごく楽しかった」 子どもたち「楽しかった。パート2の速さとかちょっと頑張ったかな」 作品は漢字や仮名、刻字（こくじ）、詩や現代文を題材にした近代詩文書など、7つの部門に分かれていて、どの作品にも、書き手の情熱が込められています。 こちらは文部科学大臣賞を受賞した金子大蔵（かねこだいぞう）さんの作品です。 余白を活かした全体のバランスやリズムのある筆の運び方によって力強く明るい作品に仕上げたことが高い評価につながったということです。 毎日書道展東北山形展　植田清寛　実行委員長「絵を見ることと同じような感覚でいいと思う。力強いとか、暖かい感じがするとか明るい作品だなとかそういう感覚で見ていただければいいかなと思う」 毎日書道展・東北山形展は、山形市の山形美術館で今月20日まで開かれています。