新潟県内で同様の事例相次ぎ調査…議会の議決なく財産取得、聖籠町でも判明 町長ら減給
新潟県聖籠町は10月30日、町議会で議決を得ずに財産を取得したとして、西脇道夫町長、髙松光志副町長、近藤朗教育長の11月分の給与を10分の1減額することを決めた。30日に開かれた町議会臨時会に取得に関する追認と給与減額の議案を提出し、可決された。 【画像】聖籠町の位置はこちら 取得したのは、2024年度小中学校教師用の教科書と指導書。金額が700万円以上の財産を購入して取得する場合は、議会で議決を得る必要がある。購入自体の予算案は3月議会で可決されたが、取得に関する議決を得ないまま、4月8日に875万7274円で取得する契約を新潟市の事業者と締結した。 南魚沼市や阿賀野市で同様の事例があったことを受けて調査し、判明した。