春の仁保川 こいのぼり元気よく【山口】
山口市仁保中郷の道の駅「仁保の郷」近くの仁保川で、100匹のこいのぼりが春風に揺れて元気よく泳ぎ、新学期の子どもたちや道の駅の利用者を楽しませている。5月6日午前中まで観賞できる。 仁保地区青少年健全育成協議会(飯田和典会長)が今月中旬に行うアユの放流に合わせて30年前から飾り始めた。家庭で使われたものなどが寄贈され、入学、始業式前に設置して子どもたちに見てもらう恒例行事として定着している。 川の約50㍍の範囲に大小のカラフルなこいのぼりが並んでいる。川面に映ったこいのぼりが〝泳ぐ〟姿も見える。親子連れらが河川敷や橋の上から写真撮影を楽しんでいる。 同会事務局長の田中義治さん(72)は「仁保の春の風物詩。通学する子どもたちや道の駅の来場者に楽しんでほしい」と話した。