“名実ともにエース”引退発表のバレー・古賀紗理那の“すごさ”とは パリ五輪を決めたNLでは15試合中9試合でチーム最多得点 石川真佑からは「心強い存在」
パリオリンピックを最後に現役を引退することを9日に発表した、バレーボール女子代表の主将でエース・古賀紗理那選手。その存在は日本代表を多方面で大きく支えてきました。 【画像】古賀紗理那選手&西田有志選手夫婦の自宅公開 高校時代から日本代表入りを果たし、2022年からは日本代表の主将も務めている古賀選手。パリオリンピック出場を懸けたネーションズリーグでは、15試合中9試合でチーム最多得点を記録。決勝のイタリア戦でもチームトップの17得点を決めています。見事銀メダルを獲得し、大会ベスト6にも選出。日本代表のオリンピック出場権獲得に大きく貢献しました。 また、日本代表のチームメートとして活躍する石川真佑選手は、五輪メンバー発表の際、古賀選手の存在を「大事な場面で決めきってくれているし、チームが勝つためにいろんな言葉をかけてくれたり、いろんな行動をしてくれているのでチームとして私たちも頑張らなければいけないなと思う。プレーでも他のところでもキャプテンとして引っ張ってくれる存在です。一緒に代表に入って心強い存在です」と語るなど、チームメートからの信頼も厚く、名実ともにチームの中心として第一線で活躍しました。 古賀選手が「バレーボール人生の全てを懸けて戦います」と並々ならぬ気合いを込めるパリオリンピック。代表エース、最後の勇姿に注目です。 ▽古賀紗理那選手のネーションズリーグ得点一覧(★印はチーム最多得点) ★5月16日 トルコ戦 31得点 5月16日 ブルガリア戦 13得点 ★5月17日 ドイツ戦 20得点 5月19日 ポーランド戦 5得点 ★5月28日 ブラジル戦 29得点 ★5月30日 フランス戦 19得点 ★5月31日 中国戦 25得点 ★6月1日ドミニカ共和国戦 19得点 6月12日 韓国戦 15得点 ★6月13日 カナダ戦 20得点 6月15日 セルビア戦 14得点 6月16日 アメリカ戦 5得点 ★6月20日 準々決勝・中国戦 22得点 6月22日 準決勝・ブラジル戦 18得点 ★6月23日 決勝・イタリア戦 17得点