都知事選、有権者が暮らす東京の11島…2万票巡り振興策訴え
現職の小池百合子氏(71)は22日、告示後初の街頭演説場所に八丈島を選んだ。選挙ポスターも、本土用は「都民のために、都民とともに」、島部用は「島民のために、島民とともに」と書き分ける配慮を見せる。前参院議員の蓮舫氏(56)も26日、大島へ飛び、「島の皆さんに寄り添うような行政をやりたい」と訴えた。
島部と本土を往復する飛行機は1日数便。島部で選挙活動する日は、本土での活動はほとんどできない。それでも、「島を大切にしている姿を見てもらうことで、本土の有権者へのアピールにもつながる」。ある陣営関係者はそう語る。