村田選手が4安打1打点 西武2軍でプロ初先発出場 三重・松阪出身
楽天との試合で大活躍
三重県松阪市下村町出身のプロ野球、埼玉西武ライオンズの村田怜音選手(22)=県立相可高校、皇學館大出身=が22日、カーミニークフィールド(西武第二球場)で行われたイースタン・リーグの楽天2軍との試合に、今季初めて8番・一塁手で先発出場。イースタン初安打を含む4打数4安打1打点の大活躍を見せ、成長ぶりをアピールした。 村田選手は今季、皇大から初の球界入りを果たした。 2軍キャンプを経て、これまでイースタンの試合には代打で3試合に出場し、2打数無安打1四球。3軍に回り、プロに適応すべく練習に励んできた。 この日、約3週間ぶりのイースタンの試合では、初スタメン。3回に先頭で打席に立つと、2球目の外角高めに甘く入ったカットボールを見逃さず左前へ初安打。5回には初球を逆らわず右へ運んだ。1死一塁の7回にはファウル二つで追い込まれた5球目を力強くたたく右越えの適時二塁打で初打点もマーク。9回にも中前打で、この日4打数4安打と大暴れだった。 チームは2―5で敗れた。