青空の下、線路際で鮮やかな花を咲かせたコスモス＝1日午後、青森市本泉1丁目

　1日の青森県内は高気圧に緩やかに覆われ、全域で好天に恵まれた。青森市の住宅地では、青空の下でピンクや紫のコスモスが咲き誇り、付近住民の目を楽しませていた。 　青森地方気象台によると、各地の最高気温は三戸29.0度、弘前28.1度、黒石27.6度、五所川原27.5度、十和田と平川市碇ケ関27.2度、三沢27.0度、青森26.1度など。碇ケ関は10月の観測史上最高を記録、県内23観測地点のうち19カ所で最高気温25度以上の夏日となった。 　青森市本泉1丁目の青い森鉄道矢田前駅に近い線路際には、付近の住民が種をまいたコスモスが約10メートルにわたり花を咲かせている。近くに住む70代女性によると、今年は平年より2週間ほど早い9月中旬に咲き始めたといい「風で散った花も多いが、まだきれいな花が楽しめてうれしい」と話した。