将棋の西山朋佳女流3冠がプロ編入試験受験へ 合格すれば女性初棋士 「受けるからにはできることを」
将棋の西山朋佳女流3冠(29)=白玲・女王・女流王将=が4日、東京・将棋会館で取材に応じ、プロ編入試験を受験することを表明した。 【写真】朝日杯将棋オープン戦一次予選1回戦に勝ち、プロ編入試験受験資格を獲得した西山朋佳女流3冠 この日指された朝日杯将棋オープン戦一次予選1回戦に勝ち、直近の公式戦成績は13勝7敗。受験資格の条件となる「プロ公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士」を満たしていた。 西山は資格獲得後、すぐに受験する意向を日本将棋連盟に伝えたという。試験を受けて合格すれば、女性では初の棋士が誕生。「受験させていただこうと思っています。受けるからにはできることをしっかりやって臨みたい」と意気込んだ。 女流棋士がプロ編入試験を受験したのは22年の里見(現姓福間)香奈女流5冠の一人だけ。里見は3連敗で不合格だった。