70年以上続く伝統の実習「新巻鮭づくり」地元産サーモンを高校生が丁寧に加工し販売へ(鳥取)
山陰中央テレビ
山陰地方で冬らしい冷え込みが続いた中、鳥取県境港市の境港総合技術高校では時期恒例の「新巻鮭づくり」の実習が行われました。 この実習は、前身の境水産高校時代から70年以上続いています。20日は食品ビジネス科の2年生13人が、美保湾の沖で養殖された体長50cmほど、重さは平均で1.4Kgに育った300本の「境港サーモン」一匹一匹に、まんべんなく行き渡るよう丁寧に塩をすり込んでいきました。 生徒: 「魚に沿ってゆっくり優しく塗ることを気をつけています」 「難しいけど、美味しく食べてもらえるように頑張っています」 「是非皆さんに食べていただきたいと思います」 「水産物を加工する職業につきたいなと思います」 新巻鮭づくりの実習は4回行われ、あわせて1400本を製造し、ネットショップや12月7日に開かれる実習販売会で販売されるということです。
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