マスク氏が謝罪、テスラの解雇手当は「誤って低かった」
(ブルームバーグ): 電気自動車(EV)メーカー、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、同社として過去最大規模の人員削減の一環として元従業員に渡された解雇手当の一部が低過ぎたことを明らかにした。
マスク氏は17日に従業員に宛てた電子メールで「テスラを再編するにあたり、一部の解雇手当が誤って低かったことに気付いた。この間違いをおわびする。速やかに訂正される」と述べた。
メールはCNBCが最初に報道し、ブルームバーグ・ニュースも確認した。
何人の元従業員が影響を受けているかは不明で、今回のメールはマスク氏としては異例の悔恨の意を表したものとなった。テスラは今週、EV需要の減速を踏まえ、世界の従業員の10%以上を削減すると発表した。従業員らは出勤時に突然、社員証を警備員に取り上げられ、建物に入れなくなったというエピソードをソーシャルメディアで共有している。
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原題:Musk Apologizes for ‘Incorrectly Low’ Tesla Severance Packages(抜粋)
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Dana Hull