NYダウ終値、史上初の4万5000ドル台…「米国景気は堅調」のFRB議長発言に好感
4日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比308・51ドル高の4万5014・04ドルとなり、史上初めて4万5000ドル台に乗せた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が4日の講演で、米景気が堅調に推移しているとの見方を示したことが好感された。 【チャート】主要経済指標、直近の動き
最高値の更新は3営業日ぶり。市場予想を上回る決算を発表したIT大手セールスフォースが11%高と急伸したほか、半導体大手エヌビディアなどが値上がりした。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値も254・21ポイント高の1万9735・12となり、3営業日連続で最高値を更新した。(ニューヨーク支局 小林泰裕)