石川佳純さん新米試食 猛暑乗り越えた米 炊き方工夫でおいしさ変わらず
JA全農は15日、2023年産の新米試食会を東京・大手町で開いた。卓球元日本代表で、「全農オフィシャルアンバサダー」の石川佳純さんらが登場した。石川さんは猛暑で生育に影響を受けた米を試食。「炊き方次第で今までと同じおいしいお米が食べられる」と語り、変わらぬおいしさをアピールした。 【動画】新米を試食する石川佳純さん 23年産米では、主産地の猛暑や少雨の影響で米の粒が白く濁る白未熟粒が発生し、等級低下にも見舞われた。一方、食味への影響は限定的で、早炊きや水を少なくすることで従来の食感に近づくとされる。 試食会では「水少なめ」や「早炊き」など四つの条件下で炊いた米を石川さんらが食べ比べた。炊き方のこつは、米料理研究家のしらいのりこさんが説明した。 試合前には米を欠かさず食べていたという石川さん。「お米は人生で欠かせないソウルフード」とPRし、「農家の皆さんが愛情を込めて作ってくれたご飯をたくさん食べて、心身ともに健康でいたい」と語った。
日本農業新聞