アジア太平洋プロレス連盟が設立!台湾のPuzzle、タイのSET UP、中国のDFW、シンガポールのGrapplemaxが新日本&スターダムと連携へ!
ここでAPFW設立連携第一弾として、2024年4月に新日本プロレスが台湾での大会開催を発表。 これを受けてPUZZLEの闘魚代表は「まずは今回このようなアライアンスにお声がけいただき、ありがとうございます。PUZZLEは日本やその他の国々から選手団体と交流があります。ただ、今回のアライアンスを通して新日本プロレスのご指導を受けることができるということは、我々にとって大きなステップアップになります。4月の(新日本プロレス)台湾大会では、我々も全面協力させていただきます。また、連携の第一弾として複数ある国の中から台湾を選んでいただき、大変感謝いたします。ありがとうございます」と挨拶。 PUZZLEはFREEDOMSや琉球ドラゴンプロレスを中心に交流を続けてきており、所属のガイア・ホックスはPPPTOKYOなどにも参戦している。 続いてDFWの王彬代表が「今回のご招待ありがとうございます。10年前、アントニオ猪木さんが日本のプロレス文化をもち中国にきました。その時、私は夢をいだきました。それは日本のプロレス文化を中国で広めることです。そのことで、中国のプロレス人口が20万から1000万人まで増えました。その中で新日本プロレスのファンは200万人ほどいます。ただ、中国には14億人の人口がいます。私たちのDFWの努力によって2000万から2億まで成長させることができると信じています。このアライアンスを通して、協力しあうことによって相乗効果を生み出せたらと思います。各アジア団体と楽しく協力し合いたいと思います。ありがとうございます」と挨拶。 中国は元々WWEなどは放映されていたが、2013年にイノキ・ゲノム・フェデレーションでデビューした王彬はその後中国人初のWWENXT選手として所属に。 2016年8月にIGF上海道場が旗揚げされており、中国のプロレス団体『東方英雄伝』がIGFの姉妹団体として活動していた。当時は中野たむや刀羅ナツコも参戦しており、その地盤を引き継ぐ形でDFWは活動を行っている。 続いてSET UPのPumi代表が「このAPFWのメンバーとして参加できることはとても光栄です。このパートナーシップにより才能の交換だけではなく、世界トップのプロレス団体などの知識共有や、経験を得る手助けになるでしょう。タイのプロレスは15年以上の歴史を有しています。これは私たちにとって重要な転換点であると確信しています。タイには皆様ご存じのようなムエタイのような格闘技の歴史が長く、私はここでプロレス文化を築き上げたいと考えています。タイのプロレスがどれほど素晴らしいかをお見せできることを楽しみにしています。ありがとうございます」と挨拶。 現在AEWで活躍するさくらえみが、アイスリボン退団直後の2012年タイで旗揚げした『バンコク女子プロレス我闘雲舞』。そこでリングアナを務め、地元のテレビ局との交渉も行っていたのがプミだった。我闘雲舞が日本で大会を開催する時はジャパンツアーとしていたが、元々ミックスドが多い団体でありタイも男子選手が中心であることから2019年にプミを代表とした別会社をタイで設立し、我闘雲舞が解散してSET UPが旗揚げされた。当時の我闘雲舞には水森由菜や細川ゆかり(リンリン)が所属していた。 続いてGrapplemaxのグレッグ代表が「私たちはまだスタートアップであり、さらなる成長を望んでいます。今日はGrapplemaxがアジア太平洋プロレス連盟の先駆けメンバーとしてシンガポールを代表することができて非常に幸せです。日本のプロレスはつねにGrapplemaxにインスピレーションを与え続けています。2016年に私は数か月、日本に滞在してトレーニングをし、ここでの文化を学びました。そして2018年には新木場1stRINGでシンガポール人として初めて日本でも試合をおこないました。日本のプロレスにはなにかマジックのようなものがあり、昨日の東京ドームでも再び感じました。選手やファン同士の尊重、素晴らしいレベルのプロレス、そして何十年も語り継がれるストーリー。Grapplemaxではシンガポールのプロレスにこのマジックの一部をとらえ、東南アジアでのプロレスの拠点を築くことが夢です。APFWはGrapplemaxの進化にとってとても自然なステップである。新日本プロレス、STARDOM、そしてAPFWのメンバー全員と協力して、この地域でのプロレス文化の成長を加速させることを楽しみにしています。シンガポールでの経験とネットワークを活かし、新日本プロレスとSTARDOMのブランド認知をシンガポールで強化するためのプロフェッショナルで価値のあるパートナーになることを目指しています。昨年、STARDOMのシンガポールでの初興行をサポートしたことを皮切りに、皆さんとこのエキサイティングな仕事を一緒にできることを楽しみにしています。ありがとうございます」と挨拶。 グレッグ代表は2016年当時グレッグホーのリングネームで我闘雲舞やHEAT-UPに参戦。その経験を活かして旗揚げされたGrapplemaxはプロレスの撮影もできる新木場1stRINGとHEAT-UPのプロレス教室のようなビジネスモデルをあわせた形で興行を行い、ディック東郷や高梨将弘などが参戦している。 ローカライズがいらない文化として日本のプロレスを世界進出させるため、新日本プロレスとスターダムは責任を持ってこの連盟を進めていくと明言。 アジア太平洋プロレス連盟(APFW)のロゴも発表され、各団体の代表が揃って記念撮影が行われた。 今回連盟に参戦していないアジア団体も数多くあり、今後どの団体が加盟して世界的な連携が行われるのか期待が集まる。
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