今が旬、鳥取県境港市ならではの取り組みです。境港で水揚げされる地元特産のクロマグロを園児たちが学び味わう”マグロ集会”が、6月12日から始まりました。 今年の境港のクロマグロは、5月21日に初水揚げされて以降12日までに16回、合わせて772トンが水揚げされ大漁となっています。 地元の子どもたちに食育と併せ、特産のマグロに関心を持ってもらおうと境港市が毎年この時期に行っているマグロ集会。今年は、12日から28日まで境港市内の保育園や幼稚園など12の園で行われます。 初日となる6月12日は、境港天然本マグロPR推進協議会のメンバーがあまりこ保育園を訪れ、マグロの巻き網漁の仕掛け方や水揚げ・解体の様子などを動画で説明。さらに、マグロにちなんださまざまなクイズも出されました。 その後、地元の海鮮料理店の料理長自らがマグロを切り取って、にぎり寿司にするところを披露。園児たちも一緒に寿司をにぎる”エアーにぎり”をする場面もー。そして最後に、園児たちは教室に戻り、ホットプレートで焼いたマグロを試食していました。塩や、醤油など3種類の調味料が用意され、お好みの味付けで今が旬のマグロを堪能していました。 試食した園児 「おいしかったです」 Q.マグロは好き？ 「うん、大トロが好き」 境港天然本マグロPR推進協議会　柊 康弘さん 「（園児たちの）たくさんの笑顔に出会って、やっていて良かったなと思います。夏のスタミナも付きますので、境港のクロマグロ、おいしいクロマグロをたくさん食べて欲しいと思います」 今年で13回目を迎えるこのマグロ集会。今やこの時期、境港市ならではの恒例行事となってきていて、年々参加する園も増えてきているということです。