最高額は誰だ! U-23日本代表、市場価値ランキング9位。中国戦でやらかし…。下落続きのDF
日本サッカー協会(JFA)は4日、AFC U-23アジアカップ カタール2024に臨むU-23日本代表のメンバーを発表した。その中で最も市場価値が高いのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は4月15日時点、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
9位:西尾隆矢 生年月日:2001年5月16日(22歳) 市場価値:60万ユーロ(約8400万円) 所属クラブ:セレッソ大阪 2024リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト 西尾隆矢は、セレッソ大阪の下部組織で育ったセンターバックで、2020年にトップチーム昇格を果たした。すぐに頭角を現したが、ここまでの道のりは険しいものだったと言えるだろう。 西尾は、2021シーズンのJ1で31試合に先発して10代から第一戦で活躍したものの、2022シーズンは24試合出場、2023シーズンは9試合と、年々出番が減っていった。当然市場価値も伸び悩み、2023年1月の80万ユーロ(約1億1200万円)をピークに下落が続き、最新のものは60万ユーロ(約8400万円)となっている。 それでも、今季のJリーグでは、開幕から5試合連続でフル出場を果たした。180cmの身長はセンターバックとしてかなり低い部類に入るものの、持ち前のフィジカルの強さと、危険察知の鋭さと的確なポジショニングで弱点を補い、相手の大柄なFWと対峙している。 先月行われたU-23マリ代表戦のパフォーマンスは課題の残るものだったが、西尾は今大会で副キャプテンの1人に選ばれている。チームからの信頼があるからこその選出だろう。
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