自分が歩き疲れても頑なにリードを離さないという

　時にはキッズの相手もするワンちゃんたち。ORICON NEWSでは、ユニークな戯れで話題となったワンちゃんとキッズをピックアップ。時には友だち、時には頼もしい兄弟であり、家族であるワンちゃんとのエピソードや関係性について話を聞いた。 【動画カット】「わんちゃんが後方確認してくれてる！」1歳児のペースに合わせてお散歩に“付き合う”賢くて優しいバリーちゃん

■息子にとってバリーは友だち「息子がリードを持つとバリーはゆっくりと歩いてくれる」

　自分よりも何倍も体が大きなセントバーナードのバリーちゃんを散歩する1歳の男の子。「散歩してるつもりの1歳3ヵ月」と題されたTikTok投稿は約350万再生された。お子さんがもっと小さかった頃は、抱っこ紐で抱っこをしながらバリーちゃんの散歩をしていたという。そのうち息子さんがリードを握っていることが多く、「持ちたいのかな？」と感じ、歩けるようになってからリードを持たせてみたのがきっかけだったと話す。 「歩き疲れて抱っこをしてほしいけどリードも持ちたくて、泣きながら歩いていたこともありました（笑）。頑なにリードを離さないので、『最後まで散歩をしないと！』という使命感があったのかもしれません」 　そんな息子さんにとって、バリーちゃんは友達のような存在とのこと。現在の2人は一緒に遊ぶようなことはないものの、息子さんがなでなでしたりおやつをあげたりすることは多いという。 「息子がバリーの横に寝転がったり、ソファー感覚（？）でもたれかかったりしています。一緒に散歩に行ったときには、息子がリードを持つとバリーはゆっくりと歩いてくれますね」

■赤ちゃんと一緒に“ルンバごっこ”？　ミックス犬のラムくん

　ダックスとヨークシャーテリアのミックス犬・ラムくんは13歳。新しく家族になった赤ちゃんが背ばいするようになったことから、一緒に部屋中を旋回するように。その様子を飼い主さんが「4ヵ月赤ちゃんの5分間～回る赤ちゃん×うろちょろする犬～」としてTikTok投稿すると「床がピカピカになりそう（笑）」「毎回テーブル付近苦手なのカワイイ」「赤ちゃんの動きが顕微鏡で見る微生物みたいでめちゃくちゃ可愛いんだが」と多くの反響が寄せられた。 　そんな赤ちゃんのことを「家族が大切にしている宝物という認識はあるようだ」と語る飼い主さん。 「赤ちゃんがものを掴めるようになってからは皮をつかまれたりしていますが、撫でられているのと勘違いしているのか近づいて腹を見せたりしてます。赤ちゃんもわんこが吠えても泣くことはなくて仲良くしてます」 　ラムくんと赤ちゃんが一緒に暮らしていく中で飼い主さん自身が癒される瞬間は多々あるようだ。 「朝起きると、とりあえず赤ちゃんに近づいてきて「おはよう」って言っているような様子にいつも癒されています。人間がご飯を食べている間も2人でくっついてゴロゴロしている、ほのぼのした雰囲気が本当に可愛いです」