歌舞伎俳優が博多川を船で下りながら興行のあいさつをする、伝統の「船（ふな）乗りこみ」が30日、行われました。

福岡市・博多川

午後3時ごろ、福岡市の博多川では大勢の人が待ちわびていました。 ■白野寛太記者 「役者たちが船に乗って川を下ってきました。楽器の演奏もあって、とてもにぎやかです。」 博多の初夏の風物詩、伝統の「船乗り込み」です。 六月博多座大歌舞伎に出演する歌舞伎俳優13人が、川岸を埋めた大勢のファンに手を振ってあいさつしました。

ファンが集結

■ファン 「きゃー！」 尾上松也さんは、およそ5年ぶりの博多座出演です。投げキッスで声援に応えました。 集まった見物客は主催者の発表でおよそ3万人です。歓声と紙吹雪の中、船はおよそ800メートルを35分かけて下りました。

尾上松也さん

■尾上松也さん 「毎日、満杯になるように、ご尽力のほどお願い申し上げたいと思います。」

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6月2日～17日

FBS福岡放送

6月2日から

六月博多座大歌舞伎は6月2日に初日を迎え、17日に千秋楽を迎えます。