熱中症から市民守れ “クーリングシェルター” に157施設指定 「熱中症特別警戒アラート」が発表された翌日に施設を開放し “避暑地” に 広島・福山市
夏に、命に関わる危険な暑さからの避難場所「クーリングシェルター」を広島県福山市が指定しました。 【写真を見る】熱中症から市民守れ “クーリングシェルター” に157施設指定 「熱中症特別警戒アラート」が発表された翌日に施設を開放し “避暑地” に 広島・福山市 クーリングシェルターは、「熱中症特別警戒アラート」が発表された際、翌日、事前に指定した施設を開放して、市民らを熱中症から守ります。「熱中症特別警戒アラート」は、暑さによって災害級の被害が予想されるときにだされるもので、4月24日から運用がはじまりました。 取り組みでは、薬局経営などの「ププレひまわり」「ファーマシィ」など民間3社と福山市が個別に協定を結び、市役所や支所、薬局など合わせて157施設がシェルターとして機能します。 福山市 藤井伸哉 環境部長 「他の民間企業さんにもお声がけしているところでありまして、市民の安心安全を担保していきたい」 こちらの薬局では、店舗の一角にある待合カウンターを開放します。店舗では経口補水液や塩分入りの飴などを販売しているため、体調に合わせて購入し、摂取することもできます。 ファーマシィ薬局沖野上 渡辺浩人 薬局長 「めまいであったりとか、ふらついたりであったりとか、近くの薬局、クーリングシェルターとして設置してある場所にお立ち寄りいただけたら」 2023年の夏場に福山地区消防組合管内では330人以上が熱中症で搬送されたということです。
中国放送
【関連記事】
- 「この人の所に行くと眠くなる…何かがおかしい」畑で飲まされたコーヒーは睡眠薬入りか 女性が薬物中毒に 70歳の農業男を逮捕 警察が動機余罪調べる 広島
- アンガールズ・山根さん「未知の昆虫」大発見!その名は「モトナリ」 テレビ番組ロケで新種を捕まえる 国際的学術誌も認定「日本のコメディアンが発見した」
- 「『ママ来たよ 起きて』 叫んだけれど息子(7)は息を引き取った」 明かされた両親の思い 眠気におそわれ赤信号で… 男(63)の後悔と下された判決
- 9歳の女の子が死亡 一般道を約120キロで走行したスポーツカーの医師(37)を起訴 過失運転致死傷の罪で 広島地検
- 「愛しているからするんだよ」次第に“洗脳”されていき…10年続いた塾講師からの性被害