営業職なのにグラビア、演歌歌手…マルチに活躍する池田桃子のこれまで「5股した時期もあります」
タレントに対して増したリスペクト
それまで自社タレントのグラビア撮影に立ち会った際も「この子、本当に頑張っているな」と感心しながら見ていた池田だが、自身が被写体として苦労を重ねたことで、ますますリスペクトする気持ちが強くなったという。「ストイックに身体を絞り、それをキープするって並大抵のことではないですよ」と最大限の賛辞を送る。 「以前、私も『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告』(テレビ東京系)で10kgダイエットに挑戦したんですよ。今回の撮影に備え、そこから頑張って筋トレを継続していました。ただ、お酒だけは辞められないですね。特にスナック通いは、趣味が高じて今は1日ママみたいなこともやっています。コロナで閉じてしまったお店や後継者探しに苦労しているところも多いので、少しでも自分が力になれたらと思ったんですね」 およそ裏方の人間とは思えないほど多方面で活躍してきた池田だが、なんと写真集発売のあと、19日には徳間ジャパンコミュニケーションズから演歌歌手デビューすることも決まっている。「もうこうなったら、自分の写真集と演歌CDを持って全国のスナックをキャンペーン回りするしかないかな」と無邪気に笑う。 「実は私、10年くらい前に歌手オーディションでつばさレコーズに入っているんです。当時ははちみつ。という大学生デュオでアーティスト活動していて、インディーズで出したCDはオリコンのデイリーで14位くらいまでいきました。だけど、結局はメジャーデビューできずに1年で解散。私は休学していた大学に戻り、卒業後はまったく関係ない会計事務所で働いていたんですけどね」 その後、「今度はタレントじゃなくマネージャーとして働く気はないか?」と現在の会社から声がかかり、今に至る。こうした経歴を踏まえると、“営業なのにマルチに活躍中”という池田の立ち位置も納得できるものがある。 「ぶっちゃけ、写真集やグラビアに関してはエロい目で見てほしいというのが本音です。カメラマンの中山雅文さんやスタッフさんたちの実力によってセクシーな仕上がりになっておりますので、ぜひご覧いただければと。それから5月19日にはHMV&BOOKS SHIBUYAさんで“名刺交換会”をやらせていただきます。 これは普通のタレントさんのように“サイン会”とか“お渡し会”にするのがおこがましいからなんですけど、人が来てくれるのか不安で……。そもそも私にファンの方が存在するのか謎なんですけど、スナックにふらりと入る感覚で足を運んでいただければ幸いです」 (取材・文/小野田衛)
小野田 衛